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法政大:2018年度受験生向け「給付型奨学金」の採用者数100名増に

2017/07/24

 法政大は7月20日、2018年4月入学希望者対象の独自給付型奨学金制度にかかわる変更内容を公開した。これを報じたリセマム(7/24)によれば、変更があるのは、年額12万円給付の「学生生活支援奨学金」と、入学試験A方式の各学部成績上位入学者に限り年額授業料相当額を給付する「入学時特別奨学金(A方式入試)」。いずれも2018年からは廃止する。法政大は、廃止する給付型奨学金にかわり、「新・法政大学100周年記念奨学金」の採用者数を増加する。年額は文系20万円、理工系25万円。

 法政大への入学を希望する受験生向けの給付型奨学金はこれまで「入学時特別奨学金(A方式入試)」が設定されていたが、今後は同奨学金を廃止し、「チャレンジ法政奨学金(入試出願前予約採用型給付奨学金)」の採用候補者人数を増加する。「チャレンジ法政奨学金」(首都圏以外の出身者対象)は、入試出願前に採用が決定(内定)し、入学後に給付が開始される奨学金制度。なお、「チャレンジ法政奨学金」は申請条件も変更予定。具体的には、高等学校等における評定平均値を「4.1以上」から「3.8以上」へ変更する。採用候補者数は100名から200名に増加予定。さらに、大学入学後の継続審査における成績基準も緩和するとしている。詳細はWebサイトで確認できる。

 

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