2017/07/01
茨城大は6月30日、2018年入試の入学者選抜要項を発表した。これを報じた茨城新聞(7/1)によれば、一般入試(前・後期)で、従来の紙の願書出願をやめ、インターネット出願に全面移行する。また、工・農の両学部で人物像を見て合否を決めるアドミッション・オフィス(AO)入試を初めて導入する。インターネット出願は、大学ホームページ(HP)で24時間、出願登録ができる。スマートフォンでの出願も可能になる。同大によると、ここ数年で全国的に導入が進む傾向にあり、受験生からの要望も多かった。同大は「利便性が大きく高まる」と期待している。
AO入試は、学力試験の得点だけではなく、出願者の個性や適性も評価する。工学部都市システム工学科と農学部国際食産業科学コースで実施し、学習意欲が高かったり、同大で指定する外部試験の成績を満たしていたりする受験生が対象。合否の判断は、面接やセンター試験の結果のほか、出願書類やプレゼンテーションなどで総合的に判断するという。試験日はAO入試が11月25日(工学部は25、26日のいずれか)、推薦入試は11月25日、一般入試は前期日程が2月25日、後期日程が3月12日。合格者発表はAOが2月6日、推薦が12月8日、前期は3月6日、後期は3月21日。募集人数の総数は1545人。来春改組予定の工学部を含め、詳しい募集要項については今後、順次発表する予定。