2017/12/04
大学入試センターは12月4日、2021年1月に始まる「大学入学共通テスト」の試行調査(プレテスト)の問題・解答とマークシート式問題の正答率を公表した。これを報じた読売新聞(12/4)によれば、国語と数学に記述式問題が導入されたほか、全体でも図表や資料を読み解く問題が多く、現行のセンター試験に比べて難易度が高かった。記述式は採点に時間がかかるため、結果は今年度中に改めて公表される。
プレテストは11月13~24日、英語を除く11科目で行われた。全国の高校2、3年生延べ約18万人が受け、7割の採点を終えた。各問題の正答率は0.9~87.1%で、正答率9割を超える問題もあるセンター試験より低かった。また、図表や資料の多用で、11科目の問題冊子の総ページ数はセンター試験より18%増え、計363ページに上った。