2018/03/05
文科省は3月5日、2018年度国公立大入学者選抜(中期・後期日程)の2段階選抜実施状況を発表した。これを報じたリセマム(3/5)によれば、2段階選抜(いわゆる足きり)を実施したのは、国立が20大学21学部、公立が4大学6学部の計24大学27学部。不合格者数は、前年度(2017年度)比881人減の3253人だった。前期日程を含めた2段階選抜の不合格者数は、前年度比884人減の延べ6323人。2段階選抜による不合格者は、大学別では一橋大が456人ともっとも多く、岐阜大371人、山梨大353人、首都大学東京238人と続いている。
一方、2段階選抜の不合格者が0人だった大学は、北海道大、旭川医科大、山形大、筑波大、お茶の水女子大、横浜国立大、富山大、名古屋工業大、神戸大、島根大、徳島大、香川大、愛媛大、九州大、茨城県立医療大、横浜市立大、長岡造形大、静岡県立大、愛知県立大学、名古屋市立大学、大阪府立大学、和歌山県立医科大学の22大学だった。2段階選抜を取止めたのは15大学39学部、緩和したのは11大学11学部。これにより、4154人が第1段階選抜合格となった。中期日程試験は2018年3月8日(木)から、後期日程試験は3月12日(月)から実施される。