2019/10/04
神戸大学では年に一度開催している「山口誓子特別展」を、注目を集めるラグビーのワールドカップや2020年の東京オリンピック開催にあわせて、今年は「誓子とスポーツ」をテーマに約40点の資料を展示し、10月7日~18日の日程で開くことになった。
山口誓子は、俳人として多くの優れた作品を著し、その蔵書約2万冊を神戸大学へ寄贈し同大学における国文学研究に多大な功績があったことから、昭和63(1988)年6月16日に、神戸大学として初めてとなる「神戸大学名誉博士号」が授与された。同大学では年に一度、大学所蔵の誓子遺品を中心とした特別展を開催している。2019年の特別展は、誓子が若い頃に経験したスキーやスケート、ラグビーなど、スポーツを詠んだ俳句を中心に紹介する。
●2019年山口誓子特別展「誓子とスポーツ-スキー・スケート・ラグビーの俳句を中心に-」
日時:2019年10月7日~18日、午前10時~午後4時 (10月12日は午後5時まで) ※会期中無休、場所:神戸大学 百年記念館 展示ホール、入場料:無料、問い合わせ:神戸大学研究推進部研究推進課研究推進グループ(電話:078-803-5393)
(神戸大学HP:http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2019_10_07_01.html)